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2009/07/16 - 01 Nature


その日は7時に起きて朝食をとり、
予定通り8時に出発した。



海岸線を走り南へ向かう。
死海製品を作る工場群を横目に見ながら南へ南へ。



次第に道は海岸線から峠に今度は上へ上へと登る。


左下に見えるのが通ってきた道。


この日の空は真っ青で、遠めにうっすら雲が見える程度だった。


絵だよなぁ。背景。


人の気配が無い こんな山肌に一匹犬が居たが、
誰か飼ってるんだろうか。。

やがて俺たちは山間の町にたどり着いた。



町の名前は忘れたけれども
峠の道沿いにこれだけ家が建っているが
生活は成り立っているのだろうかと
なんとも不思議な気分だった。
だって観光地でもないし、
店だってレストランや商店が数えるほどしかなくて
彼らはどうやって金を稼ぐんだろうと。

でもまぁそんなことを考えなければ
長閑で景色もいい、素敵な町並みだ。

俺たちはこの町のレストランで休憩を取った。


(写真クリックで拡大)

う~ん、ものすごい開放感。

インターネットさえ繋がってたらこんな町で静かに暮らすのも悪くな・・

あ・・絶対無理。
レストランのトイレが絶望的に汚ぇ・・
大自然のデメリットだな。。



ペトラまではまだあと85km。


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山間の町から車を走らせること30分。
車は「南へ向かうなら寄っくれ」と言っておいた
ダーナ自然保護区の付近へ来ていた。




山道を下っていくと程なくしてその場所へ着いた。


2009/07/16 - 02 Dana Nature Reserve



管理事務所と展望台があり、
その先に広がるパノラマ・・・





この写真は拡大で開いたら
画面から1メートルくらい離れて見てみてほしい。
それなりには見えるから。





鳥の鳴き声と羽ばたく音が聞こえる。
他には何も無いが俺はこの椅子に座って
少なくとも15分は本当に何もせずに ぼ~っとしたよ。

ものすごく落ち着く。
ヨルダンで一番気に入った場所はここだったから。


トレッキングツアーみたいなのもできるらしく、
数日間滞在して下に降りて野生の動物を探すんだとか。

オリックスとか居るみたいだけど、
下まで行ったらそれはそれで過酷だろうなぁ。。

時間が許す限り居たいなぁとか
もう正直ペトラ行かんでもいいかなとすら思ったが
ここでは50枚近くの写真を撮って
ペトラに向かうことにしたのだった。


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2009/07/16 - 03 Wadi Mousa


ダーナを後にして車はペトラへ向かう。
途中さらっとショーバック城の脇を通った。






Wadi Mousa の町。
この間のこの写真も同じ町なんだろうか。






で、とうとう俺たちはペトラに到着した。

Sameer はというと安宿に行って睡眠をとるとのこと。
なるほどね。。
普通、旅行者だったらペトラに一泊、死海に一泊、
アンマンに一泊って必要に応じてホテルを取るのだそうだ。

俺のように死海を拠点にして
北へ南へなんてのは不便極まりないのだ。

すまんねほんと。ありがとう。


「どのくらい見て回るつもりだい?」

「そうだなぁ・・2時間くらいあればいいんじゃなかろうか。」

「2時間か・・・じゃあ お勧めのルートを教えておこう。
 本来だったら全部見て回るのには 三日必要だ。

まじですか。



まじでした。
チケット売り場には1日のフリーパスから
3日間のフリーパスが売られていた。

リミットは3時間に変更。
周れるのだろうか。


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2009/07/16 - 04 Petra part.1


一日のチケットを買い敷地内に入る。



あれっ・・ペトラ遺跡ってこんななの?
遺跡ちゃいますやん。

なんて思いながら歩いていると
だんだんそれらしくなって来た。





ここからどんどん広がって行く様で、
移動用に馬やラクダが用意されている。



そしてやっぱり居る 自称"トモダチ"。


「ニッポンジンッ!?
 トモダーチ! ジョルダン ト ニッポン トモダーチ!
 フィフティディナールッ!」


「トゥエンティッ! "ダラー"だっ!」


「ノーノー。フィフティディナールッ!」


「トウェンティファイブディナールッ!」


「オッケーッ! トウェンティファイブディナール!」


「25で乗せられるものを
 50で吹っ掛けるようなやつの馬には乗らんっ!!!」


ニッポンジン ナメンナッ!!
歩くわ。歩くわいな。






うっはアリでっけ。やっぱ遺跡のアリでっけ。





エル・ハズネ El Khazneh
紀元前1世紀~後2世紀のもので
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』の舞台になった。らしい。
ちなみに俺はインディ・ジョーンズを観た事は無い。



ゴクウとべジータが闘いの場として選んだとされる岩肌。
無数の穴はクリリンがスコップで掘った!



ほぉ・・なんだかわからんが でかいから凄い。
っていうかこの写真の下に写ってるカップルの女性のほうが
肩のヒモ下げて両肩を露出させちゃってて「けしからん」

そう、けしからん。
キャメ島さんがいいこと言った今。



ローマ円形劇場
2~3世紀のものらしい。



王家の墓 Royal Tombs
中はタチ・ションヌの儀式により臭い。

全然崇められてねぇじゃん・・


とりあえずこの岩窟墓群を登ってみることにした。




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2009/07/16 - 05 Petra part.2




結構な高さまで登った先には一際大きな建物があった。



これも墓なんだろうか。


四角く切り取った内部の壁は独特な表面。



う~む。いい眺め。
青い空、心地よい風。壮大な遺跡群。
そして日陰で眠る白装束。ん~?(写真右下)


がっつり生活してる感じなんすけど。


王家の墓の前から眺めた凱旋門へ向かう。



柱廊通りを練り歩く。
左手には大寺院跡、



そして正面には凱旋門!



凱旋門っ!!



・・・ちゃっちくねぇ?



そして凱旋門を抜けるとあるのが
カスール・アル・ビント Qasr Al-Bint (城)





玉座跡だろうか。
座っていいんだろうか。










「しかし不幸なことだ・・・
 なまじ強いばかりに
 私の本当のおそろしさを
 みることになるとは・・・
 泣くがいい!叫ぶがいい!
 その苦しむ姿が 私への
 なによりの ささげものなのだ!
 勇者などというたわけた血筋を
 私が 今ここで断ち切ってやろう!」 by ミルドラース





何笑ってんだよキャメ宮。




「別に」じゃねぇだろ バ・ラクーダ。
小憎たらしい。




その後エル・ハビス城と博物館前まで来たあたりで、
先の観光スポットまで距離がありそうなので折り返すことにした。



いろいろ観ながらとはいえ2時間は進んでいるし、
戻るにしても15分はオーバーする計算だ。

俺はその旨を Sameer に SMSで連絡し、来た道を戻った。




ロバに乗ろうか迷ったけどね。


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