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はじめに

2/10-①
  日本出国ミス未遂事件

2/10-②
  TRANSIT TO MEXICO

2/10-③
  ARRIVE

2/10-④
  1st NIGHT

2/10-⑤ 2/11-①
  FIESTA INN AEROPUERTO

 2/11-②
  MAC MEXICO

 2/11-③
  METRO CROSS

 2/11-④
  Incognita

 2/11-⑤
  Zocalo

 2/11-⑥
  Torre Latinoamericana

2/12-①
  Quiero ir a Teotihuacan

2/12-②
  Teotihuacan(物売り編)

2/12-③
  Teotihuacan(Shout編)

2/12-④
  Teotihuacan(土産編)

2/12-⑤
  Teotihuacan(帰路編)

 2/13-①
  闘牛を観に行こう

 2/13-②
  タコスうめぇ

 2/13-③
  セルベッサ事件

 2/13-④
  ・・・闘牛・・ねぇ・・

2/14-①
  裏メキシコへの入り口

2/14-②
  アミーゴ

2/14-③
  ・・・"セックス祭り"?

2/14-④
  SEXO FERIA

2/14-⑤
  Not "condon"

 2/15-①
  ベロガ・グランデ

 2/15-②
  約束

 2/15-③
  警察訓練学校

 2/15-④
  Mexican foods

2/16-①
  シウダデラ市場

2/16-②
  ソナロッサ

2/16-③
  HECHO EN MEXICO

2/16-④
  サヨナラ

 2/17-①
  アンブルゲサ

 2/17-②
  Hasta Luego

 2/17-③
  TEQUILA

 2/17-④
  10 Pesos

2/18-①
  14 Hours

2/18-②
  帰路

2/18-③
  ただいま、現実。




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これは、2005年2月のケンスケによる、メキシコ一人旅の旅行記です。
初の一人旅、初の海外、初の飛行機、全てが初物づくし故の
成功、失敗、勘違い、鼻で笑ってくれりゃ、コレ幸いです。

10日~13日が前編
 表メキシコ

14日~18日が後編
 裏メキシコ

です。

ありきたりな旅行記を求めない方は
2/14-①
裏メキシコへの入り口
からの閲覧をお勧め致します。


携帯で閲覧の方へ。
画像サイズが結構でかいので、
パケット料金定額プランでない方は
画像のクリックしすぎに注意して下さい。


目次に戻る
いや~危なかったんだよほんと。
つうかアウトなんだよ本当は。

飛行機の出発2時間前に成田について
チケットをもらったんだ。
んでバッグを預けて、
まぁ16:25出発の飛行機だったんだけど。
16:05~16:20までに飛行機の搭乗口に行ってくれって
言われてたんだわ。

俺はねぇ、出国手続きなんて すぐ出来て、
搭乗口になんて 5分あればいける と思ってたから
16:00までずっと喫煙所で煙草すったり
ロビーで くつろいだりしてたんだわ。
んで16:00になって
Delta航空のプラカードもった女の人に

 「このチケットなんですけど
 ・・94番搭乗口ってどこすかね?」

って聞いたら

 「・・・!!・・・このチケットを持ってる人が今ここに居たら
  間に合いません。乗り遅れますよ・・・」

って言われてだなぁw

俺 「マジっすかっ!?」
女 「マジです。こっちへっ!!」

って言われて・・
金属検査とか並ばないといけなかったのね・・

長い行列が出来てる金属検査をねぇ
横にあるドアから入って、
先にやってもらった訳ですよ。

女 「この人先にやってくださいっ!!」
俺 「すんませんっ!!ほんとすんませんっ!!」(後ろの人に)

いや~引っかかる物を持ちまくりでねw
まず財布のチェーンがダメだろ~
んでシルバーの装飾がついたベルトがダメだろ~
んで外して通ったら コートの金具で引っかかって、
ネックレスも外そうとしたら
「それはいいでしょう。」
って言われてw
いやいや、どれが凶器になりそうかっつったら
どう考えても
この先が尖った悪魔の羽根のペンダントヘッドなんだけどなぁ
なんて思ってたんだが、普通に通れたわ。
(ちなみにメキシコ出国の時は外して渡して、
 他の係員と話会いをされた。
 日本人は危機感薄いんだなやっぱ。)

んで

俺 「よかったぁ~間に合わないかと思いましたよ。
   (本当は全然間に合ってねぇけど)」
女 「いやいや、ここからが長いんですよ。
   まずあそこでパスポートと搭乗券を見せてですね、
   まっすぐいって、左に曲がって右の階段を降りると
   シャトルがあるのでそれに乗ってください

俺 「・・・!!シャトルに乗るんですか~っ!?」
女 「そうです。シャトルです。走ってください。」


も~走った走った。
ベルトもメディスンポーチもつけず、
コートも着ずに走った走った。

んでシャトルにのって
着いたところからまたベルトコンベアー(進む歩道)を
走って、なんとか間に合ってね。
んで機内に入って、友達にメールで「行ってくる。バイバイ」と
最後になるかもしれん挨拶をしてだな、
「こりゃぁ死ぬとしても自分のせいで死ぬな・・」
なんて思いながら溜め息をついたわけだよ。

これが日本出国ミス未遂事件だ。

こんなものは序の口の序の口で
これからどんどん非現実な話が広がっていくんだ。


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なんとか飛行機に間に合った俺は、
ベルトとメディスンポーチをつけて離陸の瞬間を待った。
その待ってる間に席の前方に付いた小型テレビで
緊急脱出やら救命胴衣の説明がされるってことになったんだけど
俺のテレビ電源入って無くてね。
つけ方わからねぇもんだから、
もう引っこ抜いて裏側みようとしたり
画面つついてみたり。(タッチパネルだと思ってたw)
んで隣が日本人の旦那とペルー人の奥さんの夫婦で、
その人が教えてくれたんだが、
付け方を話し出してくれてるのに
俺は 「壊れてんすかね~これ」
なんて画面つついちゃってるわけだよ。
席の横についてるのね・・リモコン

んでとうとう離陸。
日本が離れて行く。
(すげぇっ!!すげぇよっ!!)
俺のテンションは高まるばかり。
そんな中、
「すげーすげー」
後ろの席には俺の心の中を言葉にしたかのような
子供の声。
俺は我に帰ってテレビのリモコンをいじり出したんだが、
カメラのフラッシュを感じて、
俺はとなりのペルー人の奥さんに
「ビデオッ!! もうビデオとっていいんすかねぇ?」
なんて聞いて、ビデオカメラを用意しだしたわけだよ。
旅の最中、7本とったうちの1本目のビデオは
飛行機から雲ばっかとってて全然面白くねぇ。
いやぁ・・しっかし長かった、11時間だったかな
行きのアトランタまでで。

離陸の瞬間はビデオに撮れなかったが
アトランタに着陸する瞬間はビデオに収めたよ。
まぁ着陸の間際に、

「携帯電話やパソコンなど、小型電池パックを使用する機器の
 電源はお切り下さい」

みたいなアナウンスが流れたんだが、
『怒られるまでがんばる』
が テーマのこの旅。
俺が素直に切るわけがねぇ。
帽子とコートで隠してビデオをまわしつづけたのでした。
まぁ途中、機内食を携帯で写してたら怒られたんだけどな。


アメリカの入国審査。
両手の人差し指の指紋と顔写真をとるようだ。
「ほぉ~これが噂のバイオメトリックスってやつか」
なんて携帯のカメラでそこを写真にとってたら
どうやら周りから沢山の視線を感じる・・
(そんな珍しいことじゃねぇだろう・・)
なんて周りをよくみると
上の方にでかでかと

WELCOME VISITORS,PHONE AND CAMERA NO USE
『ようこそビジターズ。電話とかカメラ使うんじゃねぇ。』

とか書いてあるわけですよ。
もう2枚とっちゃったよっ!!w
まぁなんも言われなかったけどね。

んでだな、俺が並んだ列の審査員は
ホーストとサップを足して1.8くらいで割ったような人でな、
知らない外人と喋ったことない俺としては
そこに並んじまったのは、かなりのチャレンジだった。

俺の入国審査票をもう演技のようにギロッとみるわけだよ。
んで 『TRANSIT TO MEXICO』って文字を見てだな、
日本人の通?%E:221%#トんだんだ。
そんだけしっかり言っておかないといけないことがあるんだろう。
んで言われたのが、

審 「アメリカへの入国は初めてか?」
俺 「イエス・・フォーザファーストタイム・・」
審 「メキシコへ行く目的はなんだ?」
俺 「・・・ウ~ン・・ジャーニー・・・」
審 「予定はないのか?」
俺 「イエス・・ウ~ン・・・サイトスィーイン・・(最初からそう言えよw)」
審(通訳) 「おまえ、今までに警察にやっかいになったことは?」
俺 「ノー」
審(通訳) 「小さなことでなら、もちろんあるだろう?」
俺 「ノー」 (あるかもしれんけどイエスっつったらめんどくせーしw)
審 「この審査票はアメリカから出る時ではなく、
   お前が日本に帰るときのこの空港で必ず渡して行け。いいな?必ずだぞ。」
俺 「オーライ。センキュー」

んで、指紋と写真をとって通過した。
なんで帰りなのかなぁ・・とは思ったんだが、
まぁそういうもんなんだろうと思って深くは考えなかった。
んで、金属検査を済ませて、両替所に向かったんだ。
一個目の両替所では300ドル分のペソしか両替できねぇって言われて、
他の場所を教えられて、そこで700ドル分のペソを両替したんだ。
700ドル → 6880ペソ
メキシコで途中、300ドルを両替したときは3250ペソくらいになったのを考えると
レート悪かったのかな、空港って。1ドル116円くらいだったしな。
まぁ早く確実に使える通貨を手にしておきたかったんだ。

んで、まぁ今度は時間に余裕を持って搭乗口に向かうことにしたんだ。
アウェイでパニクると大変だからな。
とりあえず、水を買ってみた。
2ドル何セントだったかは忘れたが
もうおつりのアメリカ硬貨はいくらだか全然わからねぇ。
1セントは1セントで
クォーターダラーってのは、まぁ25セントなんだろうなってのは
なんとなく分かったんだが
1ダイムなんていうコインがあってな、
帰りにそれが10セントなんだとわかったんだが、
とにかくコインはみたことねぇ上に、
すげぇ小さいからよくわからんかったよ。

んで、メキシコ行きの搭乗口について
チケットを確認してもらうと、
審査票を取られそうになったんで、

「いやいや。俺は帰りに渡せって言われたんだ」

みたいなことを言うと、
なにやら俺の名前をパソコンを調べ出し、

「ンォ~ンォ~・・オーライ・・」

みたいなこと言われて、返されたんだわ。
何がわかったんだろう。今でもわからん。
実は帰りのアトランタ・ハーツフィールド空港で
その審査票もってたら怒られたんだよw
なんで行きに渡していかなかったんだ。とか言われて。
「帰りに渡せって言われたんだ」って言ったら
「ふ~ん・・」って感じで受け取られたんだが、
なんだったんだよ一体。
ブラックリストにでも載ってんのかよ。

んで、さすがに、ここまでくると日本人いねぇなぁなんて
周りを見回してたら、居たわけですよ・・
指差し会話帳メキシコ編をもった女の子が・・


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アトランタで飛行機を待っている時に、
ふとイスの隣を見ると日本人の女の子が居たわけですよ。
顔も雰囲気もお笑いの『だいたひかる』のような子で、
(失礼・・?じゃないよな・・?)
まぁ結構・・グラマーな。(フォロー)
機内はガラガラだったんで、いろいろ話してたんだが、
都内某大学の3年生で、
卒論のテーマがメキシコなんで
メキシコのストリートチルドレンと友達になりたいんだと・・・
一人旅の女の子が、ストリートチルドレンがいる地域に行ったらヤバくないか?
メキシコに一人旅なんて考えるやつは、みんなこんななのかな・・
んで、聞いてみると、
5年用のパスポートがもう3冊目なんだってさ。
「すげぇなぁ・・じゃあ初めての一人旅はいつよ?」
なんて聞いたら、「小六か中一の時にオーストラリアへ」
だってさ・・
無謀だ・・ 上には上がいるもんだねぇ・・
しかも女の子・・
はっきり言ってそんな性格はちょっとタイプだったりするw
こんな出会いなら有りかなぁ
なんて惚れっぽい俺はちょっと思ったりしたんだが、
あっちはそんな感情、微塵も無さそうでですね・・・w
「写真を一枚撮らせてくれ」
なんていったら
「いやですよぉ、やめてください~」
なんて顔を伏せられてしまったんだ。 本当にごめんなさい。

んでまぁ、
俺がメキシコについたら何処へ行くかとか聞かれつつ、
「ピラミッド一人で行くんですか?」なんて聞かれて
誘おうかと思ったんだが、
あっちはメキシコへの滞在は2日間だというんで
誘うのはやめといた。
もともと俺一人でいいと思ってたけど、
誘って断られるのも、なんかふんだりけったりで嫌だし。

んでとうとうメキシコに到着したんだわ。
まぁ日本を離れるにつれて機内食はどんどんマズくなってったよw
ドライカレーなんて酷かったなぁ・・(外人が食う米ってあんなんなのか・・)

飛行機からバスが直結しててね、
それにのって空港内っていうか、建物まで移動するんだわ。

んで、入国審査に並ぶわけだ。
審査員 「ニホンジン?ジョーコソ」
俺    「・・・ジョーコソ?」
審査員 「ジョーコソ」
俺    「・・・ッ!!ヨーコソねっ!!グラシャ~ス!!」

なんだかメキシコの入国審査はとっても簡単だった。

んで、バゲージクレームっていう
飛行機に預けたでっかい荷物が届く場所へ。
機内で一緒だった女の子とは そこで別れた。
っつ~かあっちは身軽な荷物一つで来てたから
飛行機に荷物は預けてなくて
俺はふらふらと
バゲージクレームを探して歩いて行っちまったから、
最後の最後は ろくな挨拶してない。
まぁバスの中で「気をつけてね」とは言ったが。

そんなこんなでバゲージクレームに着いたが、
どのレーンに俺の荷物が回ってるんだか全然わからなくて、
係員に聞いたら、数字で9と書いてくれた。
んで荷物を見っけて、「グラシャース」なんてチップを渡そうとしたが、要らないって言われた。
まぁそうだろうな。今考えたら失礼なことをしたのかもしれない。

んで金属検査を通ったらあるわけですよ。
行く前から噂には聞いてたボタンが。
緑が点灯したら、ノーチェックで審査をスルー。
赤が点灯したら、バッグの中をくまなく調べられるんだ。

・・・っ!! よっしゃ、スルー。
審査員 「Lucky Baggage.」

んで、地図をみたりインフォメーションで聞いたりして、
一泊目のホテル『FIESTA INN AEROPUERTO』を探して俺は空港内を歩き出した。


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