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2005/02/19 (Sat)
(写真は昼だけど)
空港内をホテルがあるであろう方向に歩いていくと、
『FIESTA INN』のプラカードを持った女性が立っていた。
その人に「俺が予約したホテルはこのホテルか?」
と聞くと、女は「そうです」と男性を呼んだ。
その男性が ついて来いと言う。
どうやらバスで送迎があるらしい。
空港に隣接したホテルなのにバスで送迎?
なにやら怪しい雰囲気を感じながら『地球の歩き方』に書いてあったトラブルのパターンを思い出した。
「空港から送迎バスが出ていて、あれよあれよという間に荷物を車に積まれ、
結局高額のチップをせがまれた。」
確かこんなんだ。
それを思い出した俺は
「遠いのかい?歩いて見たいんだが。」と男に言うと、
「いや、遠くはない。じゃあ道を教えてあげよう。
ブリッジを二つ越えた所を・・(どうたらこうたら)」
最後の方、よくわからんかったが、
とりあえず橋を二つ越えれば わかるだろうと思い、
俺は「グラシャス」と言い、歩き出した。
タクシー待ちの長い列の横を俺はでかい荷物を担いで歩く。
暗い夜道、屋台が並んでいる。
そして、
「タクシー?」
俺 「ノー」
「タクシー?」
俺 「ノー」
なんて会話を数人と交わしているうちに
(どうやら、『流しのタクシー』ってやつだ。会話とは言わんかな?w)
歩道橋が見えてきた。どうやらブリッジってのは歩道橋の事みたいだ。
一つ目の歩道橋はスルーして、二つ目の歩道橋を渡った。
歩道橋の上から『PLAZA AEROPUERTO』の看板が見える、
でもこれは『PLAZA』だから違うんだ、これは地球の歩き方に載っている安い宿の方だった。
俺は「あ~こっちにすりゃ~すぐ見つかったのになぁ」
なんてビデオをまわしながら、また歩き出した。
まぁ空港を横目に見ながら歩いてれば 見つかるだろうなんて、ろくに考えもせずに歩き回った。
もうこの頃には、口の中が かなり気持ち悪かったんだわ。
メキシコって排気ガスだかスモッグがすげぇのよ、車ビュンビュン走っててね。
ちなみに、現地時間21時半くらいだ。
んで、まぁ最初はマックとか見つけてみたりして、新鮮味を感じていたんだが、
どんどん道が さみしくなっていくわけだよ。
もう脇に見えている空港も かなり端まで来ている。
「これ、もう横の道に一本入ったら やばそうだな。」なんて思い、
とりあえず、バス停あたりで一人のメヒカーナに この住所はどっちの方向だ と
聞いてみたんだ。
そしたら、案の定、俺が歩いて来た後方を指さす訳だ。
うすうす感づいていたが、30分以上歩いて、やっと間違いを認めたw
俺は来た道を30分かけて戻り、また歩道橋に向かった、
「いや~やっぱ違ったよ、どこいったって方向音痴だなぁ」
なんて歩いた道の逆を見てみたら、すぐに『FIESTA INN』の看板みっけてね・・
逆に歩けば2~3分だったのよ。
んで、溜め息つきながらFIESTA INNに向かった訳だよ。
フロントでホテルのバウチャー(予約確認画面を印刷したもの)を見せて
ホテルのカードキーをもらい、荷物を運び、(自分で。別に 運ぶかどうかも聞かれなかった。)
部屋に着いた俺は、
とりあえずベッドに思いっきり跳んでみた。
すげぇいい部屋だったな。まぁ1泊10200円もすれば当然か。
今思えば、車で送ってもらって、もしチップ払えって言われても
そんくらい払っても良かったかな、とは思う。でもきっと本当に無料だったんだろうな。
「極力、チップをあげないといけない行動は避けよう。」なんて考えてたからな、
せこいな、日本人。
「チップがほしくて そういうことするんだろうな。」
なんて考え方は ほんと いかんよ。
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2005/02/19 (Sat)
ホテルの部屋についた俺は、とりあえず風呂に入ることにした。
浅いとはいえ、ちゃんとバスタブがある部屋だった。
もう20時間くらいブーツ履いて移動を続けたから、
足がクセ~んだわ。
シャワーついてたんだけど、
シャワーの出し方が全然わからなくて、
結局 FIESTA ではバスタブにお湯を溜めて、
つかりながら頭洗ったりした。
あれどうすれば使えたんだろう・・今でもわからん。
んで風呂入り終わって、分厚いペソの札束を眺めてニヤニヤしながら
「よし、じゃあフロントの横にあった、ピアノやらドラムが置いてあったバーに行こう。」
と、ビデオカメラを持ってバーに向かった。
とりあえずカウンターに座って、
コロナを頼んでみた。43ペソだったかな?(1ペソ=13円として560円くらい)
今考えると高ぇな。バーだからしょうがねぇか。
ちなみにあとで話すけど闘牛場で頼んだコロナは21ペソで(たぶん同じサイズ)、
コンビニで買ったコロナは3.5ペソだ。
(これは一番小さいやつ。ホテルで栓抜き借りたときに『オ~ベイビーコロナ』なんて言われた)
本当はでかい本屋の場所を聞いて部屋に戻ろうとしたんだが、
会話張も地図も部屋に忘れちまった為に、結局はなんも聞けずに
ビンの下にチップの1ドル札を挟んで部屋に戻った。
んで部屋に戻って「楽しい楽しい」と足をバタバタさせているうちに寝ちまったんだ。
おきたら腕時計が6時を指している。
外がすげぇ暗かった。
「やべぇ・・疲れてたから15時間くらい寝ちまったのかな~?うわ~」
なんて思ってたら30分後くらいにはだんだん明るくなってきた。
まぁ鳥鳴いてたしね。
んで、1時間くらいしてホテルのフロントに
「チェックアウトは何時だ?(会話張)」と聞くと
「1 PM」と紙に書かれた。
俺はバーの横にあったレストランで朝食をとる事にした。
入ってみたもののどうしたらいいのか、わからん。
とりあえずウロウロしていると席に誘導された。
あたりを見回すと、サラダバーやら、ケバブやタコスを売るカウンターがあった。
よく分からんからずっと座ってると、なにやら言ってきたので
メニューをもらうことにした。
朝食はこの3種類だけだといってメニューの端を指差された。
本当はタコスが喰いたかったんだが、どうやらあれは並んで頼むんだね。
結局メニューの中から、1種類選ぶことにした。
トースト(3枚)とコーヒーとフルーツの盛り合わせ。
ビデオにはとったけど、写真とるの忘れた。
マンゴーかなんかがうまかったな。くさかったけど。
75ペソだ。
んで、テーブルに1ドル、レジで1ドル、チップを渡し(たぶん必要ねぇんだろうなぁ)
部屋で2時間くらいくつろいで、
おいてあった紙に
「Muchas gracias a todos!!
皆さんどうもありがとう。
Hasta la vista.
(またいつか)」
なんて書いて、1ドル置いて部屋を出たんだ。紳士気取りだね。
んでホテル内の本屋で、女性ファッション誌なんぞ買って
(25ペソだったかな?男性ファッション誌はなかった。)
フロントでチェックアウトを済ませ、でかい本屋を聞くことにした。
日本で買ったメキシコシティーの地図を広げると、みんな興味津々だ。
俺は本屋がある駅を聞き(ソカロに行けばなんでも有るって言われた。)
ホテルをあとにしたんだ。
ちなみに予約なしでも 1泊US100$+TAX だそうだ。
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2005/02/19 (Sat)
FIESTA を後にした俺は、とりあえず昨日見っけたメキシカンマックに行ってみることにした。
あんなオシャレな朝食じゃ食った気がしなかったんでな。
相変わらず口の中は排気ガスで気持ち悪い。
ちなみに写真の、白×緑のビートルはタクシーだ。
左端にちっちゃくみえてる白緑は乗合バスね。
んでマックについたんだわ。
まだ朝マックの時間でね。
店内では普通にマックの制服を来た従業員が4人くらい飯食いながら会議してた。
俺は注文して、一生懸命遠くの席を指差しながら「あそこで食べて行く」という旨を告げて
料金を払った、29ペソだったかな。
んで頼んでみたのが、こういうもんだ。
なんだろうねこれ。
マフィンとチーズの間に、なにやらほんのり甘い何かのペーストが入ってんだ。
小倉かとおもったよ。
まぁはっきりいって・・・マズかったw
上に乗っけるサルサ(トマトの角切りとか)は すげぇ旨いんだけどな。
朝マックを済ませた俺は空港脇に有るメトロの駅 Terminal Aerea を目指した。
目に映るものはどれも新鮮だ。
立ち入り禁止の張り紙とゴミ箱(上には灰皿がついてる)
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2005/02/19 (Sat)
メトロの駅 Terminal Aerea に着いた。
説明しておこう。
メキシコシティは、市内がメトロで結ばれている、東京近辺のような感じだ。
運営時間
平日 5:00~0:30
土曜日 6:00~0:30
日曜、祝日 7:00~0:30
んでもって料金は何処まで行っても、なんと2ペソ(約26円)なのだ。
帰国して家まで乗ったJRが
片道だけで1450円なんてかかってるのを考えると
かなりアホらしいのだよ。日本の交通機関の運賃は。
まずは切符売り場に並び、チケットを購入する(手売り)
切符は自動改札に吸い込まれ、戻ってこない。
つまり移動中、車内で切符を持っている必要はない。
乗り換えは何度でも可能。
出口を出るまで、どこまででも行けるわけだ。
これが昼間のホームだ。
車内では駅から駅への移動中、飴売りや、憲法を朗読する人、
流しのシンガーなどが次々と出現する。
そして、1車両の端から端まで移動して次の駅につくと、
彼らは料金をもらい降りていくのだ。
(決して押し売りなどはしない、
目の前で立ち止まって一曲歌われたりはしないから
心配の必要は無しw)
そして俺は、2泊目から最後の日まで泊まる事になる
ホテル『METROPOL』がある駅、Jualez に到着したのだった。
身の危険もスリの心配も無い。
それがメキシコの昼間のメトロの印象だった。
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2005/02/19 (Sat)
Jualez に着いた俺は方位磁針で方向を確認し歩き出した。
つっても、どの道かは確信がもてなかったので、とりあえずあたりを見回してみたら
セブンイレブンを見つけたので、とりあえず入ってみた。
看板は背景が緑色で、文字が灰色っつ~かコンクリっつ~か。
日本みたいに何でも売ってるって感じではなく、
お菓子と雑誌とパンと飲み物と
レンジであっためる食い物(ホットドッグとか、レンジも置いてある)、
あとタバコかな。売ってるものといえば。
お菓子と飲み物を買ってみようと、お菓子コーナーへいくと
ドリトスが目に付いた、5種類もある。
日本から、食べ比べをしようと、メキシカンタコス味のドリトスを持ってきていたくらいなので
5種類全部買ってみた。
あとゲータレードね。パープルレイン味。
まぁグレープ味だったよ。
問題はドリトスだ。
① 赤唐辛子味、② 青唐辛子味、③ 青唐辛子+チーズ、④ ピザ味
そしてこいつが・・・
⑤ Incognita(未知)味
なんだこれは・・
竜巻とハテナマークが書いてあるんだ。
未知ってなんなんだよ。堂々と馬鹿でかいサイズまで売ってるんだぜ?
どうして Incognita なんて名前がついたのかは、旅の間結構考えた、
んで結論。
メキシコ人は新しい味を調合してるうちに、自分達でも何味だか分からなくなったんだ。
だから「竜巻でも書いとけっ!!」ってことで Incognita なんだきっと。
適当にも程があるが、このイカレ加減、やっぱり好きだなw
いいよメキシコのセンスw
(ドリトス 小×5 25ペソ、ゲータレード 800ml 15ペソ)
んでそれらを買った俺は METROPOL を探して歩き出した。
5分くらい歩いたら、結構すんなり見つかった。
俺はフロントでバウチャーをみせてカードキーをもらったんだが、
部屋がどこだか全然わからなかったんで、ウロウロしてると、
ボーイが連れてってくれることになった。
いや・・なにやらフロントではかなり討論してたけど、ボーイとフロントの女の人。
(俺の脳内翻訳)
女 「ちょっとアンタ、あのイエローモンキーを部屋まで連れてってちょうだい。」
ボーイ 「おいおい、冗談だろセニョリータ、ハポン(JAPON)にはチップの習慣が無いって、もっぱらの噂だぜ。」
女 「黙らっしゃい、さっさと連れてお行き。」
ボーイ 「ったくしょうがねぇハニーだなぁ。」
なんてグダグダな会話だ。オチてねぇよ。
女の人が強引だよ。
まぁいいや。
んでエレベーター内では
不機嫌そうなボーイ 「ハポネース?荷物持とうか?」
俺 「 ノ (チップあげるのが嫌だった訳ではなく、反射的に断ったw)」
んで部屋に着くとカードキーでドアを開け、電気をつけてくれた。
終始不機嫌そうなボーイ。
チップの1ドルを渡すと、何ともいえない笑みを浮かべ「グラシャスセニョール」。
俺 (・・っ! なんてイヤラシイ笑顔・・)
すまんっ!!俺の渡し方が悪かったっ!!
もっとさりげなく渡すんだよね?チップって。
だから・・だからそんな笑顔は辞めてくれ。こっちまで笑ってしまうから。
ボーイが部屋を出たのを確認すると
俺はニヤけながら荷物を置き、さっそく1本タバコをすった。
10分ほどくつろいだ俺は、セブンイレブンでの買い物紹介のビデオを撮り、
その日の予定を立てた。
時間的に遠出はできない。
その日の予定は、町を練り歩くこととラテンアメリカタワーに登ることだった。
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つっても、どの道かは確信がもてなかったので、とりあえずあたりを見回してみたら
セブンイレブンを見つけたので、とりあえず入ってみた。
看板は背景が緑色で、文字が灰色っつ~かコンクリっつ~か。
日本みたいに何でも売ってるって感じではなく、
お菓子と雑誌とパンと飲み物と
レンジであっためる食い物(ホットドッグとか、レンジも置いてある)、
あとタバコかな。売ってるものといえば。
お菓子と飲み物を買ってみようと、お菓子コーナーへいくと
ドリトスが目に付いた、5種類もある。
日本から、食べ比べをしようと、メキシカンタコス味のドリトスを持ってきていたくらいなので
5種類全部買ってみた。
あとゲータレードね。パープルレイン味。
まぁグレープ味だったよ。
問題はドリトスだ。
① 赤唐辛子味、② 青唐辛子味、③ 青唐辛子+チーズ、④ ピザ味
そしてこいつが・・・
⑤ Incognita(未知)味
なんだこれは・・
竜巻とハテナマークが書いてあるんだ。
未知ってなんなんだよ。堂々と馬鹿でかいサイズまで売ってるんだぜ?
どうして Incognita なんて名前がついたのかは、旅の間結構考えた、
んで結論。
メキシコ人は新しい味を調合してるうちに、自分達でも何味だか分からなくなったんだ。
だから「竜巻でも書いとけっ!!」ってことで Incognita なんだきっと。
適当にも程があるが、このイカレ加減、やっぱり好きだなw
いいよメキシコのセンスw
(ドリトス 小×5 25ペソ、ゲータレード 800ml 15ペソ)
んでそれらを買った俺は METROPOL を探して歩き出した。
5分くらい歩いたら、結構すんなり見つかった。
俺はフロントでバウチャーをみせてカードキーをもらったんだが、
部屋がどこだか全然わからなかったんで、ウロウロしてると、
ボーイが連れてってくれることになった。
いや・・なにやらフロントではかなり討論してたけど、ボーイとフロントの女の人。
(俺の脳内翻訳)
女 「ちょっとアンタ、あのイエローモンキーを部屋まで連れてってちょうだい。」
ボーイ 「おいおい、冗談だろセニョリータ、ハポン(JAPON)にはチップの習慣が無いって、もっぱらの噂だぜ。」
女 「黙らっしゃい、さっさと連れてお行き。」
ボーイ 「ったくしょうがねぇハニーだなぁ。」
なんてグダグダな会話だ。オチてねぇよ。
女の人が強引だよ。
まぁいいや。
んでエレベーター内では
不機嫌そうなボーイ 「ハポネース?荷物持とうか?」
俺 「 ノ (チップあげるのが嫌だった訳ではなく、反射的に断ったw)」
んで部屋に着くとカードキーでドアを開け、電気をつけてくれた。
終始不機嫌そうなボーイ。
チップの1ドルを渡すと、何ともいえない笑みを浮かべ「グラシャスセニョール」。
俺 (・・っ! なんてイヤラシイ笑顔・・)
すまんっ!!俺の渡し方が悪かったっ!!
もっとさりげなく渡すんだよね?チップって。
だから・・だからそんな笑顔は辞めてくれ。こっちまで笑ってしまうから。
ボーイが部屋を出たのを確認すると
俺はニヤけながら荷物を置き、さっそく1本タバコをすった。
10分ほどくつろいだ俺は、セブンイレブンでの買い物紹介のビデオを撮り、
その日の予定を立てた。
時間的に遠出はできない。
その日の予定は、町を練り歩くこととラテンアメリカタワーに登ることだった。
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