Pudding kills somebody

話は7月14日に遡る。




いや、やっぱ13日に遡る。




休暇で日本に帰国していた俺は当日の便で帰Ｑした。
1年半ともなると
カタールでの同僚(インド人やらフィリピン人)には
大分世話になってるわけで、
なんか土産を買っていくとなっても
かなりの量になってしまう。
16個入りの人形焼きだけで10箱買って帰った。

そうそう、ニールにもカンガルーの御返しにと
関空で土産を買っていった。
のだが、チェックイン時に止められた。




「あ、、お客様プリンをお持ちですね。
　恐れ入りますが
　プリンの機内持ち込みは禁止されております。」

「そうなの・・？」

「はい。」

ばれちゃあしょうがない。
しかしなぜあの娘、あれがプリン型爆弾だと。


「そうすか・・え～と・・
　何か機内預け用の箱とかありますか？」

「はい。ございます。」

「どうせならこれ（他の土産）も
　まとめて入れちゃいたいんだけど。」

「かしこまりました。」

機内預け用の箱にチェックインカウンターの女性が
土産を詰めていく。


「・・う～ん。。ちょっと入りきりませんね。」

「これを横にすれば入るんじゃない？
　・・・おっ、ほら入った。」




「そうするとプリンが入りませんね。」
「なるほどね。」





すんませんでした。出しゃばってすんませんでした。





しかしまぁ、プリン ダメすか。
プリン、殺人兵器っすか。

確かに今回の日本帰国で大阪出張いって、
帰りに土産で同じ神戸プリン(4個入り)を買って
親父が1個、おかんが1個、俺が2個食ったばかりに
兄貴がいま修羅の道を歩いているかもしれない。
そう考えたら・・まぁ・・なくもないか。